著者
佐々木 三和
出版者
日本赤十字秋田看護大学
雑誌
若手研究
巻号頁・発行日
2020-04-01

パーソナリティ障害は精神障害の主要なひとつの様式であり、自傷行為や自殺企図、暴力やひきこもり、嗜癖行動など多彩な問題行動と深く関連がある。入院医療から地域生活中心へと精神障害者の地域移行支援が進むなか、特にかかわりが難しいとされる境界性パーソナリティ障害(Borderline Personality Disorder:以下、BPD)者への訪問看護に関する困難な状況が予測される。そこで、地域でBPD者を支えるための訪問看護師への支援プログラムを開発することを試みることとした。