著者
山崎 貴之 進藤 良則 小島 謙一 佐々木 徹也
出版者
Japan Chapter of International Geosynthetics Society
雑誌
ジオシンセティックス論文集 (ISSN:13446193)
巻号頁・発行日
vol.29, pp.201-204, 2014
被引用文献数
1

三陸鉄道北リアス線のハイペ沢橋梁は,東北地方太平洋沖地震による津波で壊滅的な被害を受けたが,復旧工事では津波による橋梁の流失を防ぐよう,補強盛土一体橋梁(以下,GRS一体橋梁)を構築した.スパンは33m+27m,橋長は60mと長く,上部構造は交差道路の建築限界を確保するため下路SRC構造とした.本稿は,GRS一体橋梁の適用にあたり,施工時に実施した各部材の計測工について報告するものである.