著者
佐藤 一弘
出版者
公益社団法人日本放射線技術学会
雑誌
日本放射線技術學會雜誌 (ISSN:03694305)
巻号頁・発行日
vol.47, no.12, pp.2084-2089, 1991-12-01

1 核医学検査情報のデータ量は, 非圧縮で年間数GBと想定される.これは, 現状の光ディスクの技術により保管可能である.2 ネットワークによる核医学画像伝送は, 実効速度でみても実用可能である.3 核医学検査情報の表示では, カラー表示機能を用いるため, カラー変換情報の伝送が必要である.4 病院情報システムとの関連において必要とする情報は, 診療の現場での検討が必要と考えられる.また, 規格化が必要である.5 核医学画像と他のモダリティ画像との総合画像診断に対しては, 本論文では触れないが, 他の画像診断装置も含むシステム全体の検討が必要である.
著者
内藤 健二 佐藤 一弘 井上 文惠 上野 敏昭 渡邉 耕造
出版者
日本作物学会
雑誌
日本作物学会関東支部会報 (ISSN:13416359)
巻号頁・発行日
no.14, pp.24-25, 1999-12-03

埼玉県の稲作は4月下旬の早期から小麦あとの6月下旬まで作期が広範に及び、5月連休までの移植では食味評価の高いコシヒカリが作付されている。しかし、米麦二毛作地域を中心とした晩植の水稲では飯米の粘りが劣り、食味の評価がやや低い。この食味を改善する一つの方法として低アミロース米の利用が考えられる。そこで、本県の作期で栽培した低アミロース米の特性について検討するとともに、粳米との混米による食味への影響を検討した。