著者
内藤 健二 佐藤 一弘 井上 文惠 上野 敏昭 渡邉 耕造
出版者
日本作物学会
雑誌
日本作物学会関東支部会報 (ISSN:13416359)
巻号頁・発行日
no.14, pp.24-25, 1999-12-03

埼玉県の稲作は4月下旬の早期から小麦あとの6月下旬まで作期が広範に及び、5月連休までの移植では食味評価の高いコシヒカリが作付されている。しかし、米麦二毛作地域を中心とした晩植の水稲では飯米の粘りが劣り、食味の評価がやや低い。この食味を改善する一つの方法として低アミロース米の利用が考えられる。そこで、本県の作期で栽培した低アミロース米の特性について検討するとともに、粳米との混米による食味への影響を検討した。