著者
佐藤 真衣
出版者
富山大学比較文学会
雑誌
富大比較文学
巻号頁・発行日
vol.4, pp.55-66, 2011-12-10

本論の一章では川端の少女小説の傾向を探り、二章で「小公女」を中心として川端の描く「少女像」に着目し、三章において中里恒子との関係から川端の代作についてその真相をみると共に、川端が少女小説界に伝えようとしたメッセージを本論で探っていくことにする。