著者
佐藤 遥香 羽田 久一
出版者
一般社団法人 画像電子学会
雑誌
画像電子学会研究会講演予稿 画像電子学会第285回研究会講演予稿
巻号頁・発行日
pp.265-268, 2018 (Released:2020-07-01)

使用者の心拍数と同期して振動モーターの振動数を上昇,下降させるものと一定のリズムで振動させるシステムを作成した.そのモーターをぬいぐるみの中に入れ持たせることにより心臓の鼓動の同期現象が起こるかどうか,また一定のリズムで振動するものと心拍数に同期して変動するもののどちらがより使用者の心拍数および気持ちに影響を与えるかを確認した.結果,自身の心拍よりも遅い振動を与えたときに心拍数が下がる人が今回 の結果の中では最も多かった.アンケート結果からも遅い振動が心地よいと感じた人が最も多いことが分かった. そのため自身の心拍数よりゆっくりとした振動を与えることでリラックスさせることが可能であると考えられる.