- 著者
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依田 恒之
- 出版者
- 国立極地研究所
- 雑誌
- 南極資料 (ISSN:00857289)
- 巻号頁・発行日
- vol.48, no.3, pp.191-203, 2004-11-30
- 被引用文献数
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1
第43次観測隊の建設部門として,二人(依田恒之と富樫幸一)が越冬した.昭和基地では,2001年12月19日から夏期作業を開始し,63日間で1110人日の建設作業を行った.第2廃棄物保管庫兼車庫の建設は,297人日で作業日人員の1/4以上の人員が掛り夏期建設作業のメイン工事となった.昭和基地越冬中はメンテナンス作業を行い,2002年10月12日からドームふじ旅行隊に参加し,ドームふじ観測拠点でボーリング用トレンチ掘削場の建設を11月14日から2003年1月23日まで実施した.当初の設定雪面より多く雪が積もっておりトレンチ掘削では,予定量より大幅に作業人日が増え,掘削には大変苦労した.