著者
阪田 真己子 倉坂 幸佳
雑誌
じんもんこん2011論文集
巻号頁・発行日
vol.2011, no.8, pp.269-274, 2011-12-03

雅楽をはじめとする日本の伝統芸能では「間」をうまくとることが求められる.しかし,「間」は日本の伝統芸能や日常行動を特徴づける重要な存在でありながらも,その実態は捉え難いものである.そこで,本研究では,日本の伝統芸能の中で最古に成立したとされる雅楽の舞における「間」のとり方を,舞人と龍笛奏者の関係性から実証的に検討することを目的とする.