著者
八亀 五三男
出版者
名古屋学院大学総合研究所
雑誌
名古屋学院大学論集 言語・文化篇 = THE NAGOYA GAKUIN DAIGAKU RONSHU; Journal of Nagoya Gakuin University; LANGUAGE and CULTURE (ISSN:1344364X)
巻号頁・発行日
vol.27, no.2, pp.49-64, 2016-03-31

北ゲルマン語に属するフェーロー語は,同じ北ゲルマン語のアイスランド語,デンマーク語と文法体系においてどのような相違があるのだろうか。これらの言語の後置定冠詞,形容詞,動詞,前置詞の格支配を比較・分析することによって,フェーロー語形態論の特徴を明確化することを試みた。
著者
八亀 五三男
出版者
名古屋学院大学総合研究所
雑誌
名古屋学院大学論集 言語・文化篇 = THE NAGOYA GAKUIN DAIGAKU RONSHU; Journal of Nagoya Gakuin University; LANGUAGE and CULTURE (ISSN:1344364X)
巻号頁・発行日
vol.26, no.2, pp.107-119, 2015-03-31

ゲルマン諸言語に共通する強変化動詞を特徴付けるAblautと母音変異を意味するUnlautの相違を明確に区別することによってのみ,Ablautの本質は何であるかを理解することができる。同時に,共時的研究に加えて,通時的言語変化を組み込んだ立体的言語記述の重要性を認識する必要がある。
著者
八亀 五三男
出版者
名古屋学院大学総合研究所
雑誌
名古屋学院大学論集 言語・文化篇 = THE NAGOYA GAKUIN DAIGAKU RONSHU; Journal of Nagoya Gakuin University; LANGUAGE and CULTURE (ISSN:1344364X)
巻号頁・発行日
vol.29, no.1, pp.39-51, 2017-10-31

ゲルマン諸言語では,ウムラウト現象が大きな言語的特徴になっている。中でも,北ゲルマン語に属するアイスランド語には,他のゲルマン語に見られないような複雑なiウムラウト,uウムラウトが観察できる。ウムラウトという音韻現象を分析することによって,共時的言語現象を新たに通時的な視点から見直してみることがいかに重要であるかを明らかにするのが本稿の目的である。
著者
八亀 五三男
出版者
名古屋学院大学総合研究所
雑誌
名古屋学院大学論集. 言語・文化篇 = Journal of Nagoya Gakuin University (ISSN:1344364X)
巻号頁・発行日
vol.27, no.2, pp.49-64, 2016

北ゲルマン語に属するフェーロー語は,同じ北ゲルマン語のアイスランド語,デンマーク語と文法体系においてどのような相違があるのだろうか。これらの言語の後置定冠詞,形容詞,動詞,前置詞の格支配を比較・分析することによって,フェーロー語形態論の特徴を明確化することを試みた。