著者
内山 繁樹 塚田 尚子 若狭 紅子 池邉 敏子 塚田 尚子
出版者
横浜市立大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2010

EBP プログラムである IMR(Illness Management and Recovery:疾病自己管理とリカバリー)と FPE(Family Psycho Education:家族心理教育)を並行して実施することで,家族間の負担感の軽減や自己効力感など相補的・相乗的な効果を実証的に示すことを目的とし,当事者とその家族を対象に介入を行った。 リカバリーゴールの達成に向けて前向きな行動変容が見られることで QOL の改善傾向や再発予防として示唆された。また,家族はエネルギーの使い方が減少し,体験の共感や苦労の分かち合いから心理的サポートの実感が得られていた。