著者
内木賢吾 佐藤理史
雑誌
第74回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2012, no.1, pp.267-268, 2012-03-06

クロスワードパズルを解くためには、「カギ」とよばれるヒントから、単語を推定する必要がある。本研究では、カギを解く問題を連想問題とみなす。まず、カギを解析し、そのカギの連想タイプを決定する。このタイプは、必ずしも一つに定まるとは限らない。次に、タイプ毎に準備した連想モジュールを呼び出し、確信度付きの候補リストを作成する。それぞれのモジュールは、連想タイプに応じて,使用する言語資源や探索方法が異なる。複数の候補リストが得られた場合は、最後に、それらをマージして出力する。