著者
冨士 貞吉
出版者
日本熱帯医学会
雑誌
熱帯 (ISSN:2186179X)
巻号頁・発行日
vol.4, no.13, pp.44-56, 1969-07-15 (Released:2011-05-27)

1. 可視光線, 赤外線は木質, 生理的, 病理的 (動物および人体) 組織をよく透過する。2. 生体では特に骨質, 脂肪組織をよく透過する。3. 透過力は可視線では長波寄りに, 赤外線では短波部位, すなわち近赤外線の部位に著しい。4. 局所組織においてもよく透過する。