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文献一覧: 勝田 潤子 (著者)
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自然消退した脂漏性角化症の1例
著者
長町 美野子
土岐 真理子
勝田 潤子
荻野 篤彦
出版者
Meeting of Osaka Dermatological Association/Meeting of Keiji Dermatological Association
雑誌
皮膚の科学
(
ISSN:13471813
)
巻号頁・発行日
vol.2, no.1, pp.28-31, 2003
脂漏性角化症は中高年に生じる良性表皮腫瘍で,加療しないかぎり通常は消退することはない。しかし,ときに炎症症状を呈して数日後に自然脱落することが知られている。Bermanらによると脂漏性角化症の自然消退には,1)表皮塊がねじれ摘ままれて乳頭状となって脱落するもの,2)偽性角質嚢疱が病変の中を貫いて脱落するもの,3)真皮上層の単核球の浸潤が関与して脱落するもの,の3型があるという。自験例は(1)の形式に相当するものと思われる。