- 著者
-
伊東 清志
猪俣 裕樹
丸山 拓実
荻原 直樹
佐藤 大輔
八子 武裕
四方 聖二
北澤 和夫
小林 茂昭
- 出版者
- 医学書院
- 巻号頁・発行日
- pp.1183-1196, 2021-11-10
Point・頚椎前方除圧固定術は,米国の脳神経外科医が開発し,長きにわたり改良され,受け継がれてきた信頼性が高い治療方法である.・頚椎は運動器として動きながら頭蓋を支える側面をもつため,脊髄への圧迫も「動態」での評価が必要であり,「固定」することで圧迫を解除することは理にかなっている.・この方法を安全かつ効果的に行うためには,局所解剖を十分に理解し,術中の操作に取り入れることが大切である.