著者
原修二 藤村 茂 富田 昭司
雑誌
情報処理学会研究報告ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI)
巻号頁・発行日
vol.1991, no.5(1990-HI-034), pp.1-10, 1991-01-17

Smalltalk?80のアプリケーション作成のパラダイムMVCはプラガブル、依存性などUIMSとしての基本的な性質を持っている。グラフィカルなアブリケーションにおける見た目の情報やアプリケーション本体とのやりとりをするための情報を表すオブジェクトGを、V・Cに対するMと同様の位置付けで、MVCに組み入れる。MとGをユーザの用途に応じて切り替えることにより、ユーザは、ユーザインタフェースの操作・編集についても、MVCの利点である対象物とV・Cとの分離、対話的な環境の恩恵を受けることができる。本稿では、このGを導入したMVC()とそれに基づくUIMS、Talkieについて述べる。