著者
古川 健次 仲田 晋
出版者
一般社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 第32回全国大会(2018)
巻号頁・発行日
pp.1K2OS2b02, 2018 (Released:2018-07-30)

日本のアニメ作品ではコスト削減やクオリティ向上などの理由から, 3次元コンピュータグラフィックス(3DCG)を用いることが多くなってきている. しかし,日本の作画アニメは独自の動きをするため,3Dキャラクタで動きを再現するのは難しい. 特に3Dキャラクタの髪で,作画アニメの髪の動きを再現するには,物理演算などの手法は違和感が出て使えない. 本研究の目的は,作画アニメの髪の動きを,3Dキャラクタの髪で自動生成できるようにすることである. 本研究では,作画アニメで髪をなびかせるときに使われている代表的な手法をモデル化し, 3Dキャラクタで髪のモーションを自動生成できるようにした.