著者
小林 隆一 古杉 美幸
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会学術講演会講演論文集 2017年度精密工学会秋季大会
巻号頁・発行日
pp.559-560, 2017-09-05 (Released:2018-03-05)

樹脂粉末レーザ焼結による造形品側面の面荒れの状態が積層後の未溶融粉末の付着有無によって異なり,面全体に粉末が付着すると良好な面が形成されることがわかった.意図的に側面に粉末を付着させるため,積層時にサンプル側面の周囲を出力の弱いレーザで追加描画した.追加描画なしの場合,Saが20μm以下の面が全体の16.7%,ありの場合が60.6%となり,追加描画によってSaの小さな面が形成される割合が増加することが確認できた.