著者
古賀,繁一
出版者
造船協會
雑誌
造船協會會報
巻号頁・発行日
no.79, 1948-12

本艦は昭和13年3月29日, 三菱長崎造船所第二船臺に起工し昭和15年11月1日午前8時56分の満潮時に無事進水した。本艦と同型である一番艦は造船船渠で建造せられた為, 進水は唯出渠作業に過ぎないけれども, 本艦は船臺建造であるため本式の進水を施行しなければならぬ。前例のない進水重量と, 進水臺の為, 愼重な計畫の基に徹底的な研究と調査の上工事を施行したものであるが, 先日進水諸調査及實験に就ては發表があつたので, 本日は現場工事に就て御報告申上げ以て會員諸氏の御参考に供し度いと思う。
著者
古賀,繁一
出版者
造船協會
雑誌
造船協會會報
巻号頁・発行日
no.79, 1948-12

本艦は昭和13年3月29日, 三菱長崎造船所第二船臺に起工し昭和15年11月1日午前8時56分の満潮時に無事進水した。本艦と同型である一番艦は造船船渠で建造せられた為, 進水は唯出渠作業に過ぎないけれども, 本艦は船臺建造であるため本式の進水を施行しなければならぬ。前例のない進水重量と, 進水臺の為, 愼重な計畫の基に徹底的な研究と調査の上工事を施行したものであるが, 先日進水諸調査及實験に就ては發表があつたので, 本日は現場工事に就て御報告申上げ以て會員諸氏の御参考に供し度いと思う。