著者
樋口 佳則 青柳 京子 岡原 陽二 和泉 允基
出版者
医学書院
巻号頁・発行日
pp.799-809, 2021-07-10

Point・淡蒼球刺激術は,パーキンソン病,ジストニアなどの運動過多を生じる不随意運動症の治療オプションである.・淡蒼球の内側には内包,腹側には視索が存在し,淡蒼球内節(GPi)の腹外側部2/3が感覚運動領域で視床へ投射する.・パーキンソン病症例では,視床下核(STN)刺激との違い(ジスキネジア抑制効果など)を理解し選択する.