著者
唐 恒進 松林 達史 澤田 宏
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.29, 2015

本研究では,k-meansクラスタリング法の高速化手法を提案する.クラスタリングの代表的手法であるk-means法は,N個のオブジェクトをK個のクラスタに分割するため,各周期当たりNK回の距離計算を行う必要がある.そのためオブジェクト数やクラスタ数の増加に伴い,計算量が大幅に増加する問題が生じる.提案手法では,オブジェクトとセントロイド間の距離計算を効率的に省略し,最適化計算の高速化を実現した.