著者
坂口 隆康
出版者
関西国際大学教育総合研究所
雑誌
教育総合研究叢書 = Studies on education (ISSN:18829937)
巻号頁・発行日
no.9, pp.131-144, 2016-03

反転授業はアクティブ・ラーニングとしての能動性を高めるだけでなく,より深い学びを導く可能性を秘めている。本稿では,2014 年度に始めた反転授業方式による「初等情報機器活用論」の授業を通じて,反転授業の可能性について検討することとした。本研究により,完全習得型と高次能力学習型の両方の授業を取り入れることができ,アクティブ・ラーニングによる学びの質が深まることが明らかになった。