著者
城谷 孝 赤石 準 藤田 稔
出版者
一般社団法人 日本原子力学会
雑誌
日本原子力学会誌 (ISSN:00047120)
巻号頁・発行日
vol.18, no.9, pp.572-581, 1976-09-30 (Released:2009-03-31)
参考文献数
53

吸入により肺に沈着したPuの測定技術は, Puの取扱い施設と取扱い量の増大ならびに最大許容肺負荷量低減の提案と相まって,大きな関心をもたれるようになった。本稿では,肺負荷量の直接測定法(外部測定法)および間接測定法(バイオアッセイ法)について技術開発の現状と問題点を解説し,また,測定データの解釈の問題を線量評価,障害評価の観点から触れた。