著者
増尾 美帆
出版者
ヒューマンケア研究学会
雑誌
ヒューマンケア研究学会学術集会 プログラム/抄録集 (ISSN:2187283X)
巻号頁・発行日
vol.6, pp.19-19, 2014-10

青年海外協力隊のイメージは、開発途上国の人々の生活に少しでも役に立ちたい、人々を救いたい等の熱い気持ちを持つ人が参加していると捉えられているのが一般的であると考える。しかし私の場合には、南米に行きたい、日本以外で看護師として働いてみたいということを友人に話していたら、青年海外協力隊を薦められ、青年海外協力隊とは何かということもあまり知らずに応募した。本当に安易な動機から参加した青年海外協力隊であった。派遣前の訓練時に派遣国の言語、青年海外協力隊事業のこと、政府開発援助のこと等を学んだ。青年海外協力隊の目的を「開発途上国の新しい国づくりに貢献する」と習ったときに、私にとってはあまりにも大きな目的で達成するための方法論がでてこなかった。ただ、看護師として派遣される以上、ボランティアとはいえ看護師としての責務を果たすことが大切であると考え活動を行った。その活動の一部を紹介し、海外や青年海外協力隊に興味がある人の少しでも参考になればとよいと考え報告する。