著者
外山 圭助
出版者
一般社団法人 日本内科学会
雑誌
日本内科学会雑誌 (ISSN:00215384)
巻号頁・発行日
vol.83, no.6, pp.890-894, 1994-06-10 (Released:2008-06-12)
参考文献数
5

リンパ増殖性疾患の診断には,理学的所見としてリンパ節腫脹.検査所見として末梢血異常,すなわちリンパ球増加などが認められることによって,その存在が予測される.確定診断には,リンパ節生検による組織検査,および免疫組織学的・免疫細胞学的検索が必須である.末梢血異常を認めた場合は,リンパ球の形態学的検索と細胞表面形質の検索が重要である.