著者
大田 孝太郎
出版者
広島経済大学経済学会
雑誌
広島経済大学研究論集 (ISSN:03871444)
巻号頁・発行日
vol.33, no.3, pp.9-30, 2010-12

序 Ⅰ.ソクラテスとパスカル Ⅱ.哲学的方法としての<ディアレクティケー> Ⅲ.ヘラクレイトスとパスカル Ⅳ.<気晴らし>と<想像力>─人間本性の隠蔽 Ⅴ.人間と社会の規制原理としての<想像力> Ⅵ.un roseau pensant Ⅶ.宗教のディアレクティク 結びにかえて
著者
大田 孝太郎
出版者
広島経済大学経済学会
雑誌
広島経済大学研究論集 = HUE journal of humanities, social and natural sciences (ISSN:03871444)
巻号頁・発行日
vol.36, no.2, pp.35-56, 2013-09

序 1.古代ギリシア思想におけるNóμoς(ノモス)とΦύσις(ピュシス) 1.1時代背景 1.2両概念の歴史的起源 1.3ソフィストvs.ソクラテス 2.近代思想への展開 2.1ホッブズ 2.1.1「自然状態」論 2.1.2人間論――情念のドラマ 2.1.3「自然」と「人為」 2.2ルソー 2.2.1ホッブズ批判 2.2.2ルソーの「自然」概念 2.2.3人間本性(ナチュール)についての歴史的批判的考察 結びにかえて
著者
大田 孝太郎
出版者
広島経済大学経済学会
雑誌
広島経済大学研究論集 = HUE journal of humanities, social and natural sciences (ISSN:03871444)
巻号頁・発行日
vol.37, no.4, pp.25-44, 2015-03

序 1.同時代認識と「哲学の要求」 1.1「反省文化」と哲学の課題 1.2 フランス革命とヘーゲルの時代認識 1.3 「絶対自由」と「無限判断」 1.4 新しい「精神」の出現と「哲学の要求」 2.同時代の哲学批判 2.1 時代の産物としての「反省哲学」 2.2『信仰と知』における「反省哲学」の批判 2.3『精神現象学』「序文」における「反省哲学」の位置づけ 2.4「反省文化」のパラダイム―啓蒙とロマン主義の対立 3.「媒介」の体系としての『精神現象学』の生成 3.1「反省哲学」批判から「真の哲学」へ 3.2 新しいパラダイム論としての「精神」の現象学 3.3 媒介知としての「悟性」=「反省」 3.4「実体」=「主体」―媒介論の成立 結びにかえて