- 著者
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守岡知彦
- 雑誌
- 研究報告人文科学とコンピュータ(CH)
- 巻号頁・発行日
- vol.2013-CH-99, no.1, pp.1-7, 2013-07-27
アニメやマンガ等の高度に記号化されたキャラクターを身体や衣装等で表現するコスチュームプレイ (コス) はキャラクターというものを考える上で重要な示唆を与えてくれる対象だといえる。コス文化は現在世界に広がっているが、日本のコスは極度に写真指向になっており、パフォーミングアートを中心とする諸外国のありようと大きく異なっているといわれる。また、写真の扱われ方や評価軸においても独特の世界を作っているように思われる。こうした日本のコス写真のありようを研究する上では写真の収集・分析が欠かせないといえるが、自動化・省力化のためのツールやコス写真コーパスの実現可能性について議論したい。