著者
河野 孝央 安藤 佳明 泉 雄一
出版者
公益社団法人 日本アイソトープ協会
雑誌
RADIOISOTOPES (ISSN:00338303)
巻号頁・発行日
vol.64, no.10, pp.621-630, 2015-10-15 (Released:2015-10-29)
参考文献数
17
被引用文献数
2 1

天然の40Kを含むインスタントコーヒーで16個のコーヒーブロック線源を製作した。形状と放射線強度に製作差はほとんどなかった。1分間測定で放射線防護の3原則に関する模擬実習を5回繰り返した。全体的には防護の3原則を説明できたが,個々のデータは変動が大きかった。しかし,5分間測定又は5人の1分間測定を平均した計数値では,ばらつきが減少し,放射線防護の3原則を無理なく説明できた。
著者
河野 孝央 安藤 佳明 泉 雄一
出版者
公益社団法人 日本アイソトープ協会
雑誌
RADIOISOTOPES (ISSN:00338303)
巻号頁・発行日
vol.64, no.12, pp.737-744, 2015-12-15 (Released:2015-12-29)
参考文献数
21
被引用文献数
1

インスタントコーヒーは天然起源の放射性核種:40Kを含んでいるため,自然放射能と自然放射線を説明するためのわかりやすい教材といえる。本研究ではインスタントコーヒー10種に圧縮成形法を適用してコーヒーブロック線源を製作し,形状,重量,40K含有量を調べた。その結果,形状と重量は10種ともほぼ同じで,40K含有量にも大差はなく,10種の平均で16.6Bq(レギュラーコーヒーの約1.7倍)であった。
著者
河野 孝央 安藤 佳明 泉 雄一
出版者
公益社団法人 日本アイソトープ協会
雑誌
RADIOISOTOPES (ISSN:00338303)
巻号頁・発行日
vol.64, no.10, pp.621-630, 2015
被引用文献数
1

天然の<sup>40</sup>Kを含むインスタントコーヒーで16個のコーヒーブロック線源を製作した。形状と放射線強度に製作差はほとんどなかった。1分間測定で放射線防護の3原則に関する模擬実習を5回繰り返した。全体的には防護の3原則を説明できたが,個々のデータは変動が大きかった。しかし,5分間測定又は5人の1分間測定を平均した計数値では,ばらつきが減少し,放射線防護の3原則を無理なく説明できた。