著者
鈴木啓晃 岡良祐 宮岡伸一郎
雑誌
第73回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2011, no.1, pp.481-482, 2011-03-02

近年、PCでイラストを描く人が増えている。描かれるのは人物イラストが多く、そのポーズでイラストの印象は大きく変わってくる。しかし、違うポーズの印象を見たいと思っても、ポーズを変えるには描き直しや、拡大縮小、変形の処理をかけるなど、多くの工程や時間がかかってしまう。また、従来の変形は四角形の枠を用いた処理が多く、変形の際の自由度が低いため、自然な形に変形することが困難である。そのため、作業を進めていると、イメージしたポーズや全体像が崩れてしまうことがある。この問題を解決するため、Harmonic Coordinatesの技術を応用し、自然で素早くポーズ変更をすることのできるツールを開発した。ツールの概要と実験結果について報告する。
著者
端山竜也 渡辺賢悟 宮岡伸一郎
雑誌
第73回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2011, no.1, pp.129-130, 2011-03-02

近年、大きな紙に書道をする姿を、パフォーマンスとして観客に見せる「書道パフォーマンス」が注目を浴びている。しかしながら、「書道パフォーマンス」をするためには実演できる場所の確保をしたり、パフォーマンスに用いる道具の準備をしたりなど、様々な条件をクリアしなければならず、試みるには敷居が高いという問題がある。本研究ではそういった敷居の高さを、デジタル画像処理を用いたツールによって軽減することを目的とする。二台のWebカメラによってリアルタイムに撮影された映像から、射影変換の技術を用いて筆の接地判定を行い、スクリーン上に描画をする。そのツールの概要と実験結果について報告する。