- 著者
-
小川 滋彦
- 出版者
- 日本静脈経腸栄養学会
- 雑誌
- 静脈経腸栄養 (ISSN:13444980)
- 巻号頁・発行日
- vol.29, no.4, pp.971-974, 2014 (Released:2014-08-20)
- 参考文献数
- 12
- 被引用文献数
-
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在宅医療とは、真に患者中心の医療を具現する場であるならば、看取りの場ではなく、生活者としての社会復帰の場でなければならない。そのような大前提があればこそ、経皮内視鏡的胃瘻造設術(percutaneous endoscopic gastrostomy:PEG)による栄養管理は真価を発揮し、エンドユーザーである患者と家族という当事者に歓迎される。ただ、介護者のいない独居者が増えている現状において、どのような在宅医療を描いていくかは、これからの課題である。