著者
小谷内 郁宏
出版者
静岡産業大学
雑誌
静岡産業大学情報学部研究紀要
巻号頁・発行日
vol.9, pp.179-185, 2007

認知科学、特に認知言語学と認知心理学を基盤としながら、1990年代に先人たちの努力をもって新しい文学研究の方法論として「認知詩学」が生まれた。その出現の背景と歴史を簡単に概略し、どのような方法論を内包しているかを考察する。さらに、応用が果たして有効であるかを検証するために、従来の方法論では分析の難しかった日本語による超現実主義の詩をテクストとし、認知詩学のアプローチによる分析と解釈を試みた上で、その可能性を探る。