著者
井上 由紀子 山根 一人 大河 俊博
出版者
The Society of Physical Therapy Science
雑誌
理学療法のための運動生理 (ISSN:09127100)
巻号頁・発行日
vol.6, no.1, pp.1-4, 1991 (Released:2007-03-29)
参考文献数
7

健常人の反応時間に対する学習効果を筋電計とパーソナルコンピューターを用いて検索した。刺激パターンは学習前後で同一とした。また、対象は男性9名、女性11名の20名とし、平均年齢は26.8歳であった。測定回数を重ねるにしたがって、反応時間も短縮される傾向にあった事から、測定の中間に反応時間の変動要因を置き、反応時間の短縮が認められても、その全てを促通効果と見なすには一考を要すると思われた。