著者
岡田 雄一郎
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.38, pp.1257-1258, 1989-03-15

コンピュータを利用した管理システムでは、データを単に蓄積し管理するだけではなく、データの意味を読みとったり、多様なユーザ・ビューを獲得したりするために、管理データを概念モデルとしてとらえること、つまりデータのモデル化が必要となる。ソフトウェア開発においてもスケジュール管理を支援するシステムが開発されているが、その多くはPERT/CPMなどのスケジューリング手法の機械化であったり、スケジュール表の作成支援であったりし、必ずしもソフトウェア開発におけるスケジュールデータを的確にモデル化したものではない。そこで、本論文ではソフトウェア開発におけるスケジュールデータのモデル化ならびにスケジュールデータのビューについて考察してみた。