著者
岡部 和夫
出版者
名寄市立大学
雑誌
市立名寄短期大学紀要 (ISSN:09165975)
巻号頁・発行日
vol.37, pp.31-40, 2005-03

21世紀の新しい福祉・「地域福祉権利擁護事業」を背景に「北海道福祉サービス運営適正化委員会」がどのように取り組んできたのか、4年半を経過した事業の検証を試みた。かこ3年間の事業報告書を分析し、「苦情解決体制の整備状況調査」等から明らかになったことは、1.運営適正化委員会が住民、利用者に十分周知されていないこと、2.苦情解決体制が充分整備されていないこと3.第3者委員の機能が発揮されていないことなどが浮かびあがり、これらへの提言を行った。