- 著者
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岩室 宏一
- 出版者
- 医学書院
- 巻号頁・発行日
- pp.737-745, 2021-07-10
Point・淡蒼球内節(GPi)は高頻度で持続発火する神経活動を特徴とし,後腹側領域では感覚運動関連応答が記録できる.・視床下核(STN)には不規則な発火を特徴とする神経細胞が密に存在し,背外側領域では感覚運動関連応答が記録できる.・視床中間腹側核(Vim核)の外側領域では振戦に同期する神経活動を高率に認め,感覚運動関連応答を有する.・GPi,STN,Vim核の感覚運動領域にはそれぞれ身体部位局在がある.