著者
片本 隆二 岩橋 謙次 小宮 雅美 田代 美並
出版者
一般社団法人 日本デザイン学会
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集 日本デザイン学会 第63回研究発表大会
巻号頁・発行日
pp.174, 2016 (Released:2016-06-30)

脊髄損傷による麻痺の程度によっては、排便を坐薬によって自己管理することになる。本研究は「坐薬挿入の自立」「安全性の確保」を目的に、新たな坐薬挿入器の開発を行ったものである。本発表では機器の詳細を明らかにするとともに、歴代の坐薬挿入器、最も確実な代償器具設備、コスト重視のタイプ診断など、排便動作自立に向けたコンテンツを整理し明らかにする。