著者
岩田 栄彦
出版者
山形大学大学院教育実践研究科
雑誌
山形大学大学院教育実践研究科年報 = Bulletin of graduate school of teacher training Yamagata University
巻号頁・発行日
no.4, pp.220-223, 2013-02-16

本研究は,中学校数学の授業で現実的な問題を通して数学の有用性を効果的に実感させていく方法を明らかにするものである。具体的な方法として,現実的な問題を取り入れる際の問題点を解消するため,PowerPoint等を活用する。特に,アニメーション機能を効果的に取り入れる。その結果,現実的な問題を取り入れることで生徒の有用感を高められることがわかった。また,PowerPoint等の活用により生徒の思考に沿った提示ができ課題提示や課題解決の支援となることが明らかになった。 [キーワード] 現実的な問題,数学的モデリング,ICT活用,PowerPoint