著者
岩間 春芽
出版者
日本文化人類学会
雑誌
日本文化人類学会研究大会発表要旨集
巻号頁・発行日
vol.2013, 2013

本研究の問いはネパールの北西部を援助を行いに訪れた人達がどのようにしてネパール北西部の情報を得て、どのような想像をしているのか、また想像の共有によりどのような現象が生じているのかである。4つの事例から「貧しいネパール北西部」を想像するメディアスケープが存在しており、世界の様々な地域の人たちが同じような想像を共有しており、想像した人達が更に援助を広めるという現象を引き越しているということが言える。