著者
嶋田 有里 羽田 久一
雑誌
エンタテインメントコンピューティングシンポジウム2020論文集
巻号頁・発行日
vol.2020, pp.162-165, 2020-08-22

生物は無意識のうちに様々な情報を出している.その情報である匂いや音等が集まったものが気配である.本研究はそれらの要素を抽出することで,動物がいない空間でも,動物の気配を生み出すことを目標にしている.今回は多くの人が触れたことのある犬に着目した.中の見えない箱の中で犬の鼻先にある湿気や温度を再現することで,視覚や聴覚情報ではなく手のみで犬の気配を感じられるようにした.