著者
佐藤 強志 川畑 義裕 野添 悦郎 松根 彰志 川島 清美 馬嶋 秀行 濱平 須美子 上村 亮三
出版者
鹿児島大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2008

(1)動物モデルでの扁平上皮癌腫瘍組織における放射性医薬品輸送蛋白発現の免疫組織学的染色による検討では、輸送蛋白の細胞膜上発現が顕著に観察され、放射性医薬品の取り込みと汲み出しとの相関が明らかであった。(2)ピンホールコリメータを用いたリンパ節模型のシンチ画像撮像では、臨床を想定した条件下ではピンホール径は5mm以上必要であり、小さな径では計数値の不足による雑音の影響が無視できなかった。また、10mmのリンパ節サイズ模型における放射性医薬品の局在識別は5mmが限界であった。