- 著者
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山本 喜大
久保田 淳市
庄田 幸恵
白井 豊
- 雑誌
- 情報処理学会研究報告自然言語処理(NL)
- 巻号頁・発行日
- vol.1997, no.109(1997-NL-122), pp.105-111, 1997-11-20
日本語の入力操作全体での効率向上のために、かな漢字変換上に誤入力を訂正する機能を試作した。本かな漢字変換は、置換、挿入、脱落誤りのいずれかを一つ含む文節を訂正する。ユーザの訂正指示操作に応じて複数の誤り訂正候補を提示しユーザが選択する方法(選択型訂正)と、変換操作に応じて自動的に誤りを訂正する方法(自動訂正)の2つのインターフェースを想定し性能を評価した。実験の結果、選択型訂正の再現率は第1位が39%、上位6位までで59%であった。また自動訂正の再現率は4%、誤り率は3%であった。