著者
廖 莎 蓮見 孝
出版者
日本デザイン学会
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集
巻号頁・発行日
vol.57, pp.P24, 2010

本研究では、入浴時の安全を高め、バスルームの機能向上に貢献するデザインの可能性について研究するとともに、新たな入浴スタイルについて考察を行う。特に、入浴のプロセス(脱衣、脱衣場からバスルームヘの移動、バスタブにつかる、バスタブから出る、バスルームから脱衣場までの移動、着衣)に着目し、入浴の問題点や危険性を調べ分析する。 安全な入浴のためには、入浴者の体温や血圧の急激な変化を避ける必要がある。そのために、体温や血圧を安定状態に保つ装置の開発が求められる。その装置の可能性の一つとして身につける入浴スタイルについて研究する。