著者
廣瀬 里佳
出版者
公益社団法人 日本化学会
雑誌
化学と教育 (ISSN:03862151)
巻号頁・発行日
vol.67, no.10, pp.460-461, 2019-10-20 (Released:2020-10-01)
参考文献数
4

冬の季節に用いられるカイロは,鉄が酸化する時に放出される熱を利用するため,熱化学の分野で扱われる。今回このカイロを利用し,熱化学以外の実験をいくつか紹介したい。小学生から高校生までなるべく幅広い年齢層で実験できるものを選んだ。ぜひ実践して頂ければ幸いである。
著者
廣瀬 里佳
出版者
公益社団法人 日本化学会
雑誌
化学と教育 (ISSN:03862151)
巻号頁・発行日
vol.66, no.9, pp.436-437, 2018-09-20 (Released:2019-09-01)
参考文献数
6

ストームグラスは別名「天気管」とも呼ばれ,18世紀にはすでに使用されていた。ビーグル号艦長のロバート・フィッツロイが天気予測のため,詳細にグラスの観察を行っていたのは有名である。ストームグラスは毎日変化し,なぜそのようになるのか現在でも解明には至っていない。1つには物質の溶解度が複雑に絡み合っていると推察される。そこで今回,多様な表情をみせるストームグラスの作製を紹介したいと思う。