著者
志賀純貴 細田暁 宮本充也
雑誌
コンクリート工学年次大会2023(九州)
巻号頁・発行日
2023-06-16

造粒ポーラスコンクリートの空隙率を,水中浸漬後の乾燥条件を変化させた2種類の容積圧力法により測定し,打込み時の質量になった時点を表乾状態と仮定する容積圧力法(改)において,突固め回数が35回の場合に,15回および25回の場合と比べて連続空隙率が顕著に小さくなった。円柱供試体を用いた圧縮強度では,1.42~2.30N/mm2と非常に低い値を示したが,拘束効果を持たせた円柱試験体による支圧強度試験では,円柱供試体と比較し最大で2.9倍の強度を示した。