著者
小柳津 卓哉 坂井 顕一郎 新井 嘉容 大川 淳
出版者
東日本整形災害外科学会
雑誌
東日本整形災害外科学会雑誌 (ISSN:13427784)
巻号頁・発行日
vol.32, no.1, pp.49-53, 2020 (Released:2020-04-29)
参考文献数
5

【目的】健常人24名の頚部伸展筋活動を表面筋電図で測定した.【方法】頭板状筋・僧帽筋を対象とし,頚椎後屈位,中間位,前屈位,頭部前方突出位(前方注視)における平均筋活動量と筋疲労を解析した.【結果】頭板状筋において平均筋活動量が前突位で有意に増加していた.僧帽筋の平均筋活動量と頭板状筋・僧帽筋の筋疲労は姿位による有意な変化を認めなかった.【結語】首下がり姿位からの水平視は頭板状筋の筋活動を要した.