著者
蓮尾 一郎 星野 直彦
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.55, no.7, pp.710-715, 2014-06-15

量子計算のためのプログラミング言語について,その研究の動機と動向を解説する.特にKnillによる「量子データ,古典制御」なる計算モデルと,量子プログラミング言語の3つの大きな潮流――宣言的量子プログラミング言語,量子的副作用を持つ関数型言語,量子ラムダ計算――のそれぞれを概説する.