著者
山口 留美子 木村 淳治 佐藤 進
出版者
THE JAPANESE LIQUID CRYSTAL SOCIETY
雑誌
日本液晶学会討論会講演予稿集
巻号頁・発行日
vol.2007, pp.7-7, 2007

PVCi配向膜は、光2量化によって方位角アンカリング力を増加するため、アンカリング制御による光書き込みが可能である。さらに過剰な紫外線照射によって生じる容易軸変化を利用するとき、光消去な液晶材料と消去不可能な液晶材料が明らかとなった。1種類のホスト液晶に添加剤を加えることで消去不可能から可能に、この混合液晶に新たな添加剤を追加することで再び消去不可能にと、液晶層側から配向膜の特性を制御した。