著者
川崎 寿之 本田 勝巳 小山 明美
出版者
プロジェクトマネジメント学会
雑誌
プロジェクトマネジメント学会研究発表大会予稿集
巻号頁・発行日
vol.2003, pp.114-118, 2003-09-09

ISO9001の認証登録をしたけど効果が出ない, 形骸化しているという話を聞くことが多く, ISO9001の品質向上や組織のレベルアップに有効活用されていないケースがある。また, 形骸化を感じているが何から手をつけなければいけないかわからないという話もよく聞く。そこで, 効果と負荷(作業工数, 気持ち)を焦点とした「ISO適用アンケート」を考案した。このアンケートを使った現状分析により, 現在の運用において効果が出ている活動および形骸化や改善が必要な活動が明確になる。本報告では, 組織として効果的, 効率的な品質マネジメントシステム(QMS)の実現に向けて, 改善計画を立案するアプローチを述べる。