著者
本間 理絵
出版者
日本出版学会
雑誌
出版研究 (ISSN:03853659)
巻号頁・発行日
vol.48, pp.85-108, 2017

<p>戦前の出版と放送のメディアミックスは,どのように始まり展開したのか.大正14年のラジオ放送開始を機に始まった「小説のラジオドラマ化」における老舗出版社の春陽堂書店と放送局内に結成された「ラヂオドラマ研究会」の連携に注目し,戦前の出版社がメディアミックスの発展に果たした役割を,調査研究により考察する.</p>
著者
本間 理絵
出版者
日本出版学会
雑誌
出版研究 (ISSN:03853659)
巻号頁・発行日
vol.42, pp.105-122, 2012-03-20 (Released:2019-03-31)
参考文献数
10

日本放送協会は1932年から1942年まで「支那語講座」を放送した.本研究は,なぜ「支那語講座」が日中戦争時の対戦国の言葉であるのに関わらず放送され続け,「英語講座」に次ぐ人気講座であり続けたのか,「支那語講座」が国策上どのような意味合いがあり,国民にとってどのような役割を果たしていたのかを,戦前の中国語教育の歴史を踏まえつつ,現存するテキスト『支那語講座』の内容分析をもとに考察する.
著者
本間 理絵
出版者
日本出版学会
雑誌
出版研究 (ISSN:03853659)
巻号頁・発行日
vol.48, pp.85-108, 2017 (Released:2020-10-30)
参考文献数
16

戦前の出版と放送のメディアミックスは,どのように始まり展開したのか.大正14年のラジオ放送開始を機に始まった「小説のラジオドラマ化」における老舗出版社の春陽堂書店と放送局内に結成された「ラヂオドラマ研究会」の連携に注目し,戦前の出版社がメディアミックスの発展に果たした役割を,調査研究により考察する.