著者
矢吹 信喜 李 占涛
出版者
Japan Society of Civil Engineers
雑誌
土木情報利用技術論文集 (ISSN:13491040)
巻号頁・発行日
vol.16, pp.99-106, 2007

本研究では, 3次元の橋梁プロダクトモデル新IFC-BRIDGE と拡張現実感 (AR) 技術を用いて, 配筋設計協調システム, プロセス表示システム及び配筋チェック支援システムを開発するための基礎的検討を行った. これらのAR システムは室内或は現場の環境に仮想シミュレーションされた対象を重畳し, 実際の配筋と設計配筋を同時に観察することにより, 直観的に操作することを目指した. これら3つのシステムのプロトタイプを開発し, 室内実験及び現場実験を行い, システムの可能性と課題を考察した.