著者
武岡 英隆 村尾 肇
出版者
日本海洋学会
雑誌
沿岸海洋研究 (ISSN:13422758)
巻号頁・発行日
vol.34, no.2, pp.183-190, 1997-02-28
被引用文献数
5

陸域からの窒素や燐の流入負荷量を削減しても海域でのそれらの濃度は必ずしも削減率どおりには減少しない.この理由として,それらのbackground濃度,物質輸送の非線形性,負荷量変動の履歴,の3つの要因を考え,これらがどのように働くかを分析した.